Financial用語

IMF、FOMC【金融用語 国際金融編】

Financial用語
IMF
概要
世界各国の中央銀行を取りまとめる役割を持つ、国運の専門機関・為替相場の安定を図る目的で金融支援等を行います。1930年代の世界恐慌後に設立。
解説
IMF(International Monetary Fund:国際通貨基金)は、通貨システムの監視や為替、貿易に関する規制撤廃などの役割を担っています。最大の目的は国際間の通貨システムが安定的に維持されるよう、為替レートを安定させることです。為替レートが安定していれば、国際間の資金決済がスムーズに行えます。ひいては、世界各国においての経済成長維持や生活水準の向上につながります。2015年1月時点の加盟国数は、188ヵ国です。またIMFは、加盟国の財政や金融に関する問題解決のために金融支援を行います。低所得国や貧困国に対しては融資限度額を増やしたりゼロ金利にするなどの対応で、危機防止に役立っています。さらに「特別引出権(SDR)」という国際準備資産を使い、国際収支が悪化している加盟国に対して外貨を融通する制度を設けています。
Financial用語
FOMC
概要
米国の金融政策に関する方針を決定する最高意思決定機関。FF金利の誘導目標、景況判断および運営方針などを決めます。
解説
米国の中央銀行にあたるFRS(Federal Reserve System:連邦準備制度)は、FRB(Federal Reserve Board:連邦準備理事会)の7人の理事と、全米12カ所にある「地区連邦準備銀行(連銀)」のうちのニューヨーク連銀を含む5名の地区連銀総裁の計12人で構成されています。FOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)は、このFRSの金融政策に基づいて公開市場操作の方針を決定する委員会で、日本でいえば日銀の金融政策決定会合に相当します。FOMCは、約6週間ごとに年8回、火曜日に開催されます。終了後には声明文が公表されます。例えば、景気の見通しや今後の金融政策の運営姿勢、FF金利(Federal Fundsrate:米国の物価や景気などを考慮してFRSが操作する短期金利)の誘導目標などが示されます。米国経済が世界に及ぼす影響は大きく、この声明文は米国のみならず、世界のマーケット参加者からも注目されています。

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