Financial用語

TTS/TTB、購買力平価【金融用語 金融商品編】

Financial用語
TTS/TTB
概要
金融機関が顧客と外貨を交換する時の為替相場。日本円を持つ顧客から見ると、TTSは円を外貨に、TTBは外貨を円に換えるレート。
解説
外国通貨で取引される金融商品(外貨建て金融商品)を利用する場合、まず日本円をその通貨に両替します。また、運用の終了時にその通貨を日本円に戻す場合にも両替をします。これらの日本円と外貨を両替する時に適用する為替レートが対顧客電信相場です。TTS(Telegraphic Transfer Selling rate:対顧客電信売相場)は、金融機関が顧客に対して外貨を売る際の交換比率。TTB(Telegraphic Transfer Buying rate:対顧客電信買相場)は、金融機関が顧客に対して外貨を買う際の交換比率です。TTSやTTBは、インターバンク市場などの取引値を基準にして、金融機関が為替交換手数料を考慮して自由に決めています。
Financial用語
購買力平価
概要
為替相場を決定する要因を説明する1つの考え方。同じモノが異なる通貨で売られている時、2通貨の為替はその価格の比と説明されます。
解説
購買力平価は、為替相場を決定する要因を説いた1つの説のことです。「通貨の価値はモノやサービスの値段で表される。取引が自由に行える市場の下では、国内でも海外でも同じモノやサービスの値段は1つに決まる」という、「一物一価の法則」の考え方で為替相場の妥当な水準を考えます。1921年にスウェーデンの経済学者グスタフ・カッセルが発表しました。例えば、アメリカにおいて1ドルで買える商品が日本国内では120円で買えるのであれば、その時の円とドルの為替相場は、1ドル=120円になるという考え方です。

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