Webサイト
WWW上でデータやファイルがひとつの固まりとして置いてある場所を指す言葉。
概要 |
インターネットのWWW(World Wide Web)に接続されたWWWサーバが、一連のドキュメントを公開している場所をあらわす言葉がWebサイト。Webサイトのアドレスを記載する場合は、トップページの場所を記すのが普通です。 |
解説 |
「サイト」というのは、土地や敷地といった意味を持つ英単語です。これをネットワークにあてて使用した場合、データやファイルなどをまとめて置いてある場所(コンピュータやその内部にあるディスクなど)を指します。つまりWebサイトという言葉は、WWW(World Wide Web)上で、データやファイルがひとまとまりで置いてある場所をあらわしています。
ひとまとまりというのは、たとえば技術評論社という会社が、WWW上に自社の会社概要や出版目録などを載せていたとします。その情報は多くの場合、複数のページに分かれていたりするものですが、これをすべてひっくるめて、「○○のWebサイト」という1つの単位として見なすということです。一般には、「ホームページ」という言葉がこの意味で広く使われていますが、あれは誤用のまま定着した言葉で、本来は「Webサイト」が正しい用語です。 したがって、「○○のWebサイト」と言う場合、それは特定のページを示すものではなく、その集まりを示しています。では、個々のページはというと、こちらはWebページなどと呼ばれます。Webサイトには、一般的にサイト全体の顔となるトップページ(メインページ、インデックスページとも)が設けられています。単に「○○のWebサイト」として記載されるアドレスは、このトップページを示すものです。ちなみに「○○社」のように、特定の企業や団体、著名人などが自身を紹介する目的で構築したWebサイトは、公式(オフィシャル)サイトとも呼ばれます。 |