暗号通貨(暗号資産)ついて
暗号通貨(暗号資産)の利点は、海外送金の場合に大いに活かすことができます。従来の銀行を利用する場合、送金先によっては多額な送金手数料が発生することがありますが、暗号通貨(暗号資産)では、少額の手数料で海外送金を行うことができます。
暗号通貨(暗号資産)を活かすメリット
日本ではメディアが先行して「仮想通貨」という言葉を使い始めたことにより、日本では「仮想通貨」と呼ばれることが多いですが、海外では「暗号通貨」と呼ばれています。
暗号通貨(暗号資産)は、従来の通貨とはまったく異なる、インターネットで使える新しい形のお金であり、暗号通貨(暗号資産)は、暗号技術を使ったデジタル通貨です。
本来の使用用途は「お金」であり、インターネット上で経済的価値の交換を行うためのものです。インターネットに続いて世の中を変える仕組みを生み出した「革命」だと言われています。
暗号通貨を活かすメリットでは、インターネットのユーザーが、デジタル財産を他の人に安全に移転することを可能にした点にあり、その実現を支えているのが「ブロックチェーン」と呼ばれる技術です。
あらかじめ決められたシステム(プログラム・プロトコル)のルールに従って動き続けており、強固なネットワークを構築することを可能にし、且つデータの書き換えなども極めて困難にしています。
ブロックチェーンは、ビットコインとともに発明されたシステムで、ビットコインの根幹となる技術であり、ブロックチェーンのすごさはまさに「価値」を送ることができる点にあります。
海外でもダイレクト・低コスト・リアルタイムなやり取りが可能
暗号通貨(暗号資産)の最大のメリットは、第一に海外送金が挙げられます。従来の銀行を通じて海外送金を行う場合、結構な手数料がかかってきます。しかし、暗号通貨(暗号資産)の種類によっては、十数円程度という小額の手数料で送ることができます。
さらに、海外送金は反映までに数日かかるケースがありますが、暗号通貨(暗号資産)で送金すれば24時間365日、いつでもほぼリアルタイムで送金することが可能です。また、通貨が異なる場合は為替レートの問題もありますが、暗号通貨(暗号資産)には国家という概念がないため、為替レートや為替手数料というものが存在しません。
例えば、世界第2位の人口を誇るインドでは、異国に出稼ぎをして母国にいる家族に送金している人の割合が多く、その額は年間8兆円以上とも言われていますが、1回の送金は数万円程度のケースが多く、手数料で20%近く引かれる銀行経由の送金では非効率です。
このような問題に対しても、暗号通貨(暗号資産)を利用することで将来的に解決することが可能です。また、暗号通貨(暗号資産)は寄付を行う際にも効果的で、団体や仲介者を介さずに、寄付を必要とする人にダイレクトでお金を届けることができます。
例えば、災害が発生した場合、被災者が自分のアドレスのQRコードをSNSのFacebookやTwitterなどにアップし、それを見た支援者がリアルタイムで仲介者を介さずに寄付を行うことも可能です。このように銀行などを介さず、低コストでダイレクト且つリアルタイムに送金できる点が、暗号通貨(暗号資産)の最大のメリットと言えます。