ビットコインの承認の流れを知る

ビットコインの取引は、マイナーによる認証作業を経て、ブロックチェーンを使った台帳に記入されます。ここではその流れを説明します。

ビットコインの送金ステータス

ビツトコインの送金システムは以下のような流れになっています。ユーザーが任意のアドレスにビットコインを送金すると、マイナーがその取引に対して検証作業であるマイニングを行います。

そして、マイナーのマイニングが成功し、ブロックチェーンに新たなブロックが追加されることで取引完了となります。この時点で、送金先アドレスにビットコインが反映されます。

ビットコインの送金には「未承認」と「承認」という2つのステータスが存在します。ビットコインの送金が行われると、その情報がネットワーク上に通知されます。この送金情報がブロックチェーンに取り込まれる前のステータスを「未承認」と呼びます。

その後、マイナーがこの取引に対してマイニング作業を行い、ブロックチェーンに新たなブロックとして取り込まれます。このとき送金のステータスは「承認」に変わります。

承認されたことで受け取り側は、その取引が確率論的に今後取り消されないものとして扱えます。つまり、この時点で送金されたビットコインを正式に入手できたことになります。

ほかの金融システムとの違い

ビットコインの取引には「承認回数」があります。承認回数は、取引が取り込まれたブロックの後に、新たなブロックが組み込まれた回数を指します。自身の取り込まれたブロックを1とし、追加されたブロックが増えるにつれ、承認回数は増えていきます。

承認回数が増えると、ブロックチェーンの性質上、自身の取引が消えてしまう可能性が低くなります。承認回数が6回(取引承認後、ブロックが5個追加された状態)に達して、取引完了とする場合もあります。

また、ビットコインのブロックは約10分ごとに生成されるため、1つの取引が承認されるまで最低でも10分かかります。また、承認のための検証作業は、送金手数料を上げれば優先してもらえます。

送金手数料は、マイナーの収益になるため、高い送金手数料を支払うとブロックチェーンに取り込まれる時間が早くなり、取引完了までの時間が短縮されます。なお、レッスン⑱でも紹介しましたが、ビットコインの取引は一度承認されるとキャンセルができません。

送金先のアドレスが間違ってしまった場合でも、キャンセルはできないので、ビットコインアドレスのQRコードの読み取りかコピーと貼り付けで入力するようにしましょう。

1承認回数は取引所によって違う

ビットコインの取引は、承認回数が増えたほうが安全と見なされるため、取引所によって送金されたビットコインをユーザーの口座残高に反映するタイミングが異なります。取引所のシステムとウオレツトは同期されていないので、取引所の口座残高にビットコインを反映するのに、各取引所で決められた回数だけ承認される必要があります。例えば、安全性を重視する取引所の場合、承認回数6回以上でビツトコインを反映します。一方、反映スピードを重視する取引所であれば、承認回数1回でビットコインが反映されます。

2手数料が安く済むのはどういうとき?

ビットコインの手数料を安く抑えようと思ったときは、メモリプールのWebページを参考にするといいでしょう。ビットコインの取引は「承認」される前にメモリブールと呼ばれる場所に一時記録されます。ブロックチェーンと同様に、メモリプールも常に公開されています。下の画像の積層のようになっているのが未承認取引です。これが減少傾向にあるときに送金すれば、手数料が安くてもマイニングされる確率が上がり、安く送金できます。

3承認ステータスはトラブルの際に確認すればいい

送金の際のビットコインの承認ステータスは毎回確認する必要はなく、自身のウォレットにビットコインが反映されれば、承認状態になったということが確認できます。ビットコインのネットワークが混雑するなどの原因で着金が遅れた際に、ブロックチェーン上のデータを確認して送金ステータスを確認するといいでしょう。

承認回数はブロックチェーンを見て確認できる
承認回数は、オンライン上で公開されているブロックチェーン情報を確認することで知ることができます。まず、ブロックにはそれぞれ番号が振り分けられているので、自身の取引が取り込まれたブロックの数字を探します。自身のブロック番号から現在のブロック番号の数字がいくつ増えたかを確認し承認回数を数えます。送金するビツトコインの数が大きい場合などは、安全のために確認した方がいいでしょう。

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