アルゴニズムと半減期、発行量が決まる仕組み

このレッスンでは、ビットコインの発行量がどのように決められているのか、上限はどのぐらいなのかなど、全体の仕組みについて解説します。

ビットコインの総量は最初から決められている

ビットコインの発行量は約2,100万コインを上限にストップするようにプログラムされています。ビットコインの発行量は、マイナーがマイニング可能な最大値を意味します。

この最大値はハードウェアの発達を見越して、ビツトコインのブロックが21万回生成されるたびに半分になるように設計されています。これを半減期(Halving)と呼びます。

マイニング報酬として得られるビットコインの数は、2009年の時点では50BTCでしたが、現在は12.5BTCです。次のマイニング報酬が半分になる時期は2020年ごろになる見込みです。

この半減期で今の半分の6.25BTC、次の半減期で3.125BTCと半減が繰り返されます。半減期は約4年ごとに繰り返され、マイニング報酬が得られなくなるのが2141年となっています。

このときの供給量が約2,100万コインになります。以降、その後は、マイナーヘの報酬は送金手数料のみとなります。

ビットコインの発行が終わる時期は計算できる

ビツトコインの発行は2141年に上限に達しますが、これは計算によって求めることができます。ビットコインのマイニングは取引の整合性を認証していますが、これは約10分ごとに行われるように設定されています。

つまり1時間で6ブロック、旧で6ブロック×24時間=144ブロック、1年で144ブロック×365B=52,560ブロックがマイニングされる計算になります。そして約4年後に210,OOOのブロックがマイニングされると半減期が訪れます。

マイニングの最初の報酬は50BTCだったので、最初の約4年間で210,OOOブロック×50BTC=10,500,OOOBTCがマイニングされました。ここで報酬が半減されるため、次の約4年間で210,OOOx25BTC=5,250,OOOBTCがマイニングされました。

その後も約4年ごとにマイニングされる量は減っていき、発行上限である約2,100万BTCがマイニングされるのは、2141年になるという計算です。

ほかの仮想通貨の発行上限

ビットコインの発行上限は約2,100万BTCですが、仮想通貨によって発行上限は異なります。例えばライトコインの場合は発行上限は、ビツトコインの4倍の8,400万ライトコイン(LTC)となっています。

半減期はビットコインと同じく4年に一度ですが、ブロックは2.5分ごとにマイニングされるようになっています。マイニング報酬はビットコインと同じで、50LTCから始まっています。

また、Ripple社が発行しているXRPは発行上限が1,000億XRPとなっており、発行量だけでいえばビットコインの約5,000倍に当たります。ところが、ビットコインは小数点8けた、つまり0.OOOOOOO1BTCまでが最小単位として使用可能ですが、XRPの塲合は6けたなのでO.OOOOO1までが使用可能な範囲となっています。

つまりXRPを通貨として使用できる範囲は、ビットコインのSO倍にとどまります。発行上限は仮想通貨ならではの概念であり、すぐに理解するのが難しい部分もありますが、自分の持つ仮想通貨が今後どのような動きをするかにもかかわってくるので、仕組みを覚えておきましょう。

1最初のマイニング報酬は50BTCだった

ビットコイン初期の頃は値段が安かったビットコインですが現在は3,500ドル付近で推移しています。初期のマイニング報酬を現在の相場で計算すると、1回当たり175,000ドル(約2,000万円)となります。

2マイナーにとって報酬のビットコイン数は大事

ビットコインのマイナーは、ビットコインの価格と報酬のビットコインの数を計算して、予測の利益を計算します。初期にマイニングを始めたマイナーの方が報酬の数は多かったわけですが、当時はビットコインそのものが1ドル以下で取引されていました。

3マイニング報酬が最小単位を下回ったところで発行終了

ビットコインの発行が停止するのは、厳密にいうと、2,100万BTCがマイニングされたときではありません。マイニングの報酬がビットコインの最小単位である1satoshi(0.00000001BTC)を下回ったときに新規発行が停止します。ビットコインの最小単位が1satoshiなので、それ未満の報酬は支払いできないということです。このタイミングが2141年といわれており、そのときのビットコインの発行量が約2,100万BTCになります。

4仮想通貨によって発行上限は異なる

ほかの仮想通貨は報酬やマイニングされる間隔が異なるため発行上限の計算方法も変わります。また、報酬が変わる半減期の時期も異なります。さらに最大発行量が設定されていない仮想通貨もあります。

発行量は仮想通貨を知る上で最も大事
最大発行量を知ることは非常に重要です。仮想通貨が有限であるのか、既存の通貨のように無限であるかで、価値の測り方が変わってくるからです。ビットコインの最大発行量は2,100万BTCで半減期が4年ごとに訪れること、次回の半減期は2020年であることは覚えておきましょう。

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