ビットコイン購入の流れ・準備、ビットコインを買うまでに必要なもの

ビットコインを使うには、まず取引所なとでビットコインを買う必要があります。このレッスンでは、ビットコインを買うまでに必要な準備について説明します。

ビットコイン購入の流れ

ビットコインは、日本円で購入できます。個人でも購入が可能ですが、適正な価格提示や信頼性といった観点から、仮想通貨交換業に登録した取引所を通じて購入することをお薦めします。

取引所とは、日本円と仮想通貨、あるいは仮想通貨と仮想通貨を交換するための場所で、2017年11月時点では11社が仮想通貨交換業に登録し、金融庁による厳格なモニタリング体制の元で顧客資産を預かり、売買の場を提供しています。

取引所でビットコインを購入するためには、まず取引所のホームページなどで口座を開設し、本人確認を完了する必要があります。本人確認は、犯罪収益移転防止法と呼ばれる法律に基づいて行われます。

少し面倒かもしれませんが、事前準備ができていれば、4~5分程度で申請を終えることができます。本人確認の完了までは、取引所によってまちまちですが、早いところなら申請から2日程度で完了させることが可能です。

ビットコイン取引所で購入
ビットコインは「ビットコイン取引所」で購入することができます。取引所において日本円でビットコインを購入することで、すぐに利用できます。ビットコィン取引所は国内にいくつかあります。ビットコイン取引所にメールアドレスで登録をして、本人確認を行えば取引を開始する事ができます。

ビットコイン取引所は「マッチング会場」
ビットコイン取引所は、ビットコインを売りたい人と買いたい人を繋ぐ「マッチング会場(サイト)」のような場所です。ネット上で株式をやり取りできる「インターネット証券」のようなイメージで売買をする事ができます。ビットコイン取引所は、東証一部企業の子会社が運営するものからベンチャー企業が運営するものまで、様々です。2014年に破綻した「マウントゴックス(Mt.Gox)」という取引所を教訓に、現在のピットコイン取引所はセキュリティや補償制度を充実させています。ビットコインを入手する一般的な方法として取引所を利用する方法を紹介しましたが、もちろん取引所を利用せず、ビットコインを所有する人から直接購入することも可能です。

ビットコインを買う前に必要なもの

まずは取引所でビットコインを買うために必要なものを用意しましょう。先ほど少し触れたように、日本円を入金してビットコインを買うためには、メールアドレスなどを登録した後に本人確認を行う必要があります。本人確認には3つのステップがあります。

まず氏名や住所などを登録します。その次に本人確認書類(パスポートや運転免許証、住基カード、マイナンバーカードなど)の画像などを提出します。本人確認の書類を提出すると、取引所から簡易書留(または本人限定受取郵便)が郵送されます。

それを受け取った時点で本人確認が完了し、口座開設が終わります。口座への入金方法は基本的に銀行振り込みですが、取引所によっては「ペイジー入金」にも対応しています。振り込みは、銀行のネットバンキングサービスのほか、ATMや銀行窓口からの振り込みも可能です。

また、コンビニ決済やクレジットカードでビットコインを直接購入できるサービスを提供している事業者もあります。こちらは購入したビットコインや、それを売却した得た日本円を1週間引き出しできないなどの制限があります。

ビットコイン購入へのステップ

具体的に取引所でビットコインを購入する手順について説明します。購入をする取引所を選んだら、まずはアカウントを作成します。多くの場合、アカウントはメールアドレスだけでも作成可能ですが、日本円を入金したり実際に取引所でビットコインの売買を行ったりするには、銀行口座の登録や運転免許証の送付(携帯電話で写真を撮影してデータを送れば足ります)を行う必要があります。

早ければ即日でアカウント開設し、取引を開始できます。次に、ビットコインを購入するための入金を行います。自分の銀行口座からビットコイン取引所の自分の口座番号へ送金を行います。送金額はとくに制限がないことが多く、1,000円単位などの小額からでも行うことができます。

最後に、実際にビットコインを購入します。ビットコインは2017年4月現在1BTC約12万円程度ですが、100円分から購入することも可能です。ビットコイン取引の最大の特徴は24時間365日レートが動き続けているということです。

ドルやユーロ、円などのFXの場合、土日はレートを更新していないため、外貨の売買を行うことはできませんが、ビットコインの場合はこういった時間での取引も可能です。また、FXや株式と同様に指値や逆指値などの注文を行うことも可能です。

指値注文、逆指値注文とは、たとえば「1BTC=10万円になったら買う」など、あらかじめレートを指定しておく注文方法です。さらに、一部の販売所ではクレジットカードでビットコインを購入できるところもあります。

1安く買いたいなら取引所がお薦め

ビットコインは取引所のほかに、「販売所」でも購入できます。取引所では買いたい人と売りたい人が価格と数量と提示して注文を出しているので、自分の買いたい価格で必要な分だけ買えます。販売所は、サービス提供者が提示した価格で買うことになるので、一般的に取引所よりもかなり割高になります。

2仮想通貨交換業者は公開されている

改正資金決済法の施行をうけ、2017年9月には11社が仮想通貨交換業の登録を受けました。これらの会社は、金融庁の厳格なモニタリングの元で運営されているため、安心して利用できます。仮想通貨交換業者の一覧は、金融庁のホームページ上で公開されているので、口座を開設する前に確認するようにしましょう。

3本人確認は簡単になる?

韓国やフィリピンでは、簡易化した本人確認が普及しています。韓国には住民登録番号と呼ばれる、韓国版マイナンバー制度が1962年より普及しており、これにより身分証明が容易になっています。フィリピンには戸籍制度がなく身分証明が困難なため、ビデオ通話を採用するなど先進的な取り組みが行われています。

4ペイジ―入金とは?

ペイジーとは公共料金や税金などの各種料金をスマートフォンなどから支払うことができるサービスです。ペイジー入金は24時間365日いつでも利用できるので、ビットコインとの相性が非常にいいのが特長です。

5ビットコインは簡単に買える

ビツトコインを買うまでのステップは、取引所への登録本人確認日本円の入金の3つだけです。1BTCの価格は80万円を超えていますが、ほとんどの取引所では、1000円未満の単位からビットコインを買うことが可能です。「百間は一見にしかず」ということわざがあるように、少量でも買って保有してみると、ビットコインヘの理解が大きく深まることでしょう。

口座開設に必要な本人確認書類
口座開設の際に、もし該当する本人確認書類をお持ちでない場合も、取引所に問い合わせてみることをお薦めします。取引所ごとに対応は異なりますが、顔写真のない健康保険証などの身分証と合わせて公共料金の支払い票を提出することで審査が可能となる場合もあります。また、未成年者の場合でも親権者の同意があれば口座を開設可能です。

コンテンツ一覧

  1. 暗号資産

    ルナクラシック[Luna Classic](LUNC)…
  2. 暗号資産

    バイナンスコイン[BinanceCoin](BNB)…
  3. 設定方法

    シンボルウォレットのダウンロードと設定方法【Symbol W…
  4. 設定方法

    シンボルウォレット ハーベスト設定方法【Symbol Wal…
  5. 設定方法

    Symbol モバイルウォレットの使い方【Symbol Wa…
  6. 設定方法

    シンボルウォレット ハーベスト設定方法【Symbol Wal…
  7. 設定方法

    Symbol Wallet バージョンアップの方法【シンボル…
  8. 暗号資産

    Internet Computer(DFINITY)[ICP…
  9. 暗号資産

    Symbol [シンボル] (XYM)
  10. ネットワーク用語

    Felica【Mobile 関連用語】
  11. ネットワーク用語

    SIMカード【Mobile 関連用語】
  12. ネットワーク用語

    輻輳【Mobile 関連用語】


PAGE TOP

暗号資産

ルナクラシック[Luna Classic](LUNC)

暗号資産

バイナンスコイン[BinanceCoin](BNB)

設定方法

シンボルウォレットのダウンロードと設定方法【Symbol Wallet】デスクト…

設定方法

シンボルウォレット ハーベスト設定方法【Symbol Wallet】デスクトップ…

設定方法

Symbol モバイルウォレットの使い方【Symbol Wallet ios】ア…