取引所によるサービスの違いや、サポート・アプリ・取引の種類などを知る

ビットコイン取引所は国内に多数存在します。その中でも、積極的に活動していたり、独自の特徴を持っていたりする、代表的な取引所を選んで紹介します。なお、紹介する各取引所の特徴や取り扱い仮想通貨の種類、各種手数料等はすべて現時点のものです。特に取り扱い仮想通貨や手数料などはキャンペーンなどによっても変わる可能性がありますので、実際の内容は必ず取引所のサイトなどで確認してください。

取引所によってサービスが異なる

どの取引所でも、日本円でビットコインが買えることは変わりませんが、それぞれ取引手数料に違いがあったり、独自のサービスを提供したりなどの特色があります。それぞれの条件を比較して、自分に合った取引所を選ぶようにしましょう。

ポイントは、取引手数料と取り扱っている仮想通貨の種類です。取引手数料が低ければ安くビットコインが買えますし、仮想通貨の種類が多ければ、さまざまな仮想通貨を買うことができます。また、ビットコインを使った信用取引や先物取引、FX(外国為替証拠金取引)を扱っている取引所もあります。

そのほかにも、クレジットカードやコンビニ決済で仮想通貨が買えるサービスを提供する取引所もあります。また、ビットコインをやりとりするためのアプリやWebページも取引所によって異なります。

  • 代表的な国内仮想通貨取引所
bitFlyer bitFlyer(https://bitflyer.jp/)は、資本金や取引量が最も大きい国内最大手の取引所です。また、bitFlyer代表を務める加納裕三氏は日本ブロックチェーン協会(https://jba-web.jp/)の代表理事も務め、国内のブロックチェーン技術発展に尽力しています。2014年l月設立の国内最大手のビットコイン取引所です。取引高は世界1位になることもあります。ビットコインにおいて、多くの人が取引をしている取引所を選ぶというのは大切です。また、ビットコインのほかにイーサリアムを利用したイーサという仮想通貨も扱っています。
coincheck coincheck(https://coincheck.com/ja/)は決済サービスに注力している取引所です。coincheck paymentというビットコイン決済サービスを提供し、取り扱い店舗数は年々増加しています。また、ビットコイン以外の仮想通貨も多く取り扱っており、ビットコインを含め数十種類の仮想通貨を売買することが可能です。イーサリアム、LISK、Factom、Augur、Rippleなど多彩なプラットフォーム上の仮想通貨の取引が可能です。右の取引シェアを参考に、気になる会社のホームページもしっかりチェックして、用途に応じた取引所を選びましょう。
Zaif Zaif(https://zaif.jp/)は、多様なサービスや試みを展開している取引所です。運営会社テックビューロが取り組むプライベートブロックチェーン「mijin」(https://mijin.io/ja/)や、企業ICOプラットホーム「COMSA」(https://comsa.io/ja/)も注目の事業です。
bitbank.cc bitbank.cc(https://bitbank.cc)は、bitbank tradeと同じビットバンク株式会社が運営する仮想通貨の現物取引所です。bitbank tradeが信用取引を使ったビットコインFXに注力しているのに対して、bitbank.ccは現物取引に特化しています。スマホでの取引もスムーズに行えるサービスを展開しており、ライトコイン、リップルなど有名仮想通貨を「販売所」ではなく「取引所」(指値注文が可能)として運営しており、安く購入できる可能性があります。2014年5月設立で、20倍のレバレッジ(取引会社に証拠金を預けることで預けた以上の金額で取引できる、FXで一般的となった取引方法)をかけてビットコインFXを行うことができます。また追証(追加の証拠金)がないのも特徴的です。さらに、取引所以外に「ビットバンクウォレット」というサービスも行っています。これは、ビットコインをオフラインで保管するコールドウォレットのことで、マルチシグ(送金をするのに複数の署名が必要な取引方法)を導入して社内のビットコイン管理体制を厳格化しているため安心と謳っています。
bitbank trade bitbank trade(https://www.bitbanktrade.jp/)はレバレッジを効かせた先物取引に注力した取引所です。中国の大手ビットコイン取引所「OKcoin」と取り次ぐ形でトレードをでき、狭いスプレッド(買値と売値の差額)でのトレードを希望するユーザーには向いている取引所です。なお、ビットバンク株式会社が運営するビットコインの情報サイト「ビットコインニュース」(https://btcnews.jp/)はとてもトレードの参考になります。
QUOINEX QUOINEX(https://ja.quoinex.com/)は、シンガポールが本拠地のアジア圏有数のビットコイン取引所です。様々な外貨と仮想通貨を取引する事が可能で、さらにレバレッジも最大25倍で、本格的な信用取引ができます。
BITPoint BITPoint(https://www.bitpoint.co.jp/)は、取引手数料や資産入出金が無料で取引できるのが特長の取引所です。顧客の分別資産管理に力を入れていることや、中国・韓国・香港・台湾への事業展開を進めているのが特徴の取引所です。
BTCBOX BTCBOX(https://www.btcbox.co.jp/)はビットコイン取引所の老舗です。ビットコイン融資を利用することで、レバレッジを効かせた取引が可能です。ビットコインキャッシュの取引を国内で最初に取り入れ、ビットコインキャッシュは取引手数料無料でトレードできます。
GMOコイン GMOコイン(https://coin.z.com/jp/)はインターネットサービスを展開するGMOグループが展開する仮想通貨販売所です。GMOコインは取引所ではなく販売所(購入・売却価格指定ができない)です。GMOグループ企業であることから安心して売買できる点や、日本円・BTCの出金手数料が無料なのが特徴です。なお、2017年9月にビットコインマイニング事業参入をGMOインターネット株式会社が発表しています。
みんなのビットコイン みんなのビットコイン(https://min-btc.com/)は、2016年12月設立の比較的新しい仮想通貨取引所です。金額を指定して取引できる「取引所」で、ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュなどを扱っています。取引手数料も安く、気軽に利用できるのが特徴です。まだ取引量が少ないので、今後のサービス展開に注目です。
BIT Trade BIT Trade(https://bittrade.co.jp/)は2016年9月設立の仮想通貨取引所です。bitbank.ccと同様のトレード機能を持ちます。bitbank.ccと同様に現物取引でアルトコイン(ビットコイン以
外の仮想通貨)を扱います。

もっとも大切な取引所の選び方

現在、ビットコインの取引所は国内にも数多くあります。ただ、これから法整備が進んでいく過渡期にあり、中には信用できない取引所もあることも事実です。マウントゴックス事件やビットフィネックス事件はいずれも取引所の問題が表面化したもので、これらの事件により、取引所選びはますます重要になっています。

この状況は、初期のFXと似ています。改正外為法の1998年以降、高レバレッジを売りにして、有象無象のFX会社が乱立しました。中には、顧客の資産と会社の資産を分別していなかったり、度重なる重大なシステムエラーを繰り返したり、ひどい場合はそのまま持ち逃げしてしまったりと、顧客の資産が莫大な損失を被るケースも少なくなく、今後ビットコイン取引所も同じ運命を辿るかもしれません。

そんな中、取引所選びのポイントを説明します。まずは、その取引所自体の安全性で、運営会社が信頼できるかどうかです。顧客の資産との分別管理はもちろん、システムの安全性もチェックします。次に、具体的なサービスについて、入金についてどのような種類があるのか、提携している銀行はどこかという点です。

そして意外と重要なのが出金手数料です。入金は無料ですが、出金で手数料をとるところもあるのでしっかり確認しておきましょう。さらに、取引手数料はもちろん、取引ツールが使いやすいか、スマートフォン対応しているか、チャートは見やすいか、どんなテクニカル分析の表示が可能かなども確認する必要があります。

それぞれの取引所に特長があり、どの取引所が一番いいとは言えません。仮想通貨を一回購入するだけか、またはトレードを継続的にしてみたいのかなど、自分自身がどのように取引所を使っていきたいのかを考えて、取引所を選択するとよいでしょう。

どれもやってみなければ分からない、というのであれば、取引所のアカウント作成は無料なので、各取引所のアカウントを作成してみて、それから比べてみるのもいいかもしれません。自分にピッタリの取引所を是非見つけてください。

サポート体制で選ぶ

ビットコインなどの仮想通貨を持つ以上は、取引所と長く付き合っていくことになります。そこで重要になるのが、トラブルや不明点に対して、適切に対処してくれるカスタマーサポートの体制です。

ビットコインを含め、仮想通貨の歴史はまだまだ浅いため、ウォレットの使い勝手やサービス仕様などは発展途上にあります。ユーザーが取引や売買の操作で迷うようなことがあるとき、迅速かつ正確に、親身になってサポートしてくれるサービスがあるのは心強いものです。

サポート体制は取引所によって異なり、実際に問い合わせてみなければ分からないことも多々あります。電話サポートの有無や、リアルタイムチャットを通じたトラブルシューティングが可能かなども取引所を選ぶ基準の1つになるでしょう。

アプリやWebページの使いやすさで選ぶ

廟引所を選ぶ基準として最も直感的に比較しやすいのが、入出金のしやすさや、売買のしやすさといったインターフェースです。基本的に、取引所はパソコンでアクセスできる専用のWebべージを用意しており、ほとんどの場合スマートフォンやタブレットで閲覧できます。

また、スマートフォン用のアプリを用意している取引所もあり、Webページと異なる機能を提供していることもあります。もし本格的な取引を行いたいのならば、パソコン向けにトレードに特化されたインターフェースが用意されている取引所がいいでしょう。

出先で取引所のアカウントを使って買い物や送金をしたい場合、スマートフォン用の専用アプリを用意している取引所が適しています。後ほど解説しますが、チャートツールの使いやすさも重要な要素の1つです。

取引の取り扱いの有無で選ぶ

短期投資を目的としたサービスを提供している取引所もあります。このような取引所では、「レバレッジ」と呼ばれる取引の仕組みを採用しており、証拠金の数倍から数十倍の金額での取引が可能です。

例えばビットバンクでは、最大20倍のレバレッジでトレードできる先物取引を提供しており、ビットフライヤーでは証拠金取引に加え、先物取引を提供しています。また、コインチェックとザイフでは、株でいうところの信用取引を提供しています。

証拠金を担保に高倍率なしバレッジをかけるため、少しの価格変動で証拠金額を超える利益や損失が出る可能性があります。特にビットコインをはじめとする仮想通貨は、1日で20%前後の価格変動が起こることがあります。

10倍のレバレッジをかけてビットコインを購入し、ビットコインの価格が10%下落すると、それだけで全損することになります。これらレバレツジをかけた取引はハイリスク・ハイリターンのため、内容をよく理解してから利用してください。

ビットコインは現物取引の他に、証拠金を預けた信用取引で、レバレッジをかけて取引をできることもあります。一般に信用取引は価格の変動率がとても高いため、投資金に対して大きな利益を上げることができ、ハイリスク・ハイリターンの取引を望む人には人気があります。

一方で、初心者にはリスクが高く、おすすめはできません。中途半端な知識や技術で高レバレッジ取引をすると、瞬時に大きな損失を出す恐れがあるため、十分に注意してください。ビットコインの価格変動率は、株式などと比べてもとても高いのが特徴です。

株式市場のようなストップ安・ストップ高などの取引制限もありません。レバレッジをかけた取引をする際は、価格変動に特に注意しましょう。

  • 各取引所の取り扱い取引種類とレバレッジ
取引所 信用取引 先物取引 証拠金取引
bitFlyer 15倍 15倍
coincheck 5倍
Zaif 7.77倍 25倍
bitbank.cc
bitbank trade 20倍
QUOINEX 25倍
BITPoint 25倍 25倍
BTCBOX 3倍
GMOコイン 25倍
みんなのビットコイン 25倍
BIT Trade

アルトコインの取り扱いの有無で選ぶ

ビットコインのほかに、仮想通貨には1,000を優に超えるアルトコインがあります。アルトコインとは、ビットコインの技術を派生させたコイン(オルタナティブ・コイン)の略称です。海外の取引所には100以上の仮想通貨を取り扱っているところもあり、アルトコインを専門に売買する人もいるほどです。

ビットコインに比べると使いどころは少ないのですが、仮想通貨市場全体で見ると、時価総額の4割以上がアルトコインであり、イーサリアムのように、ビットコインにはない独自の機能を持つ仮想通貨もあります。

今後、アルトコインを利用したアプリケーションが登場することも予想されるため、ビットコインだけでなく、ほかのアルトコインを取り扱っているかどうか、どのようなアルトコインを扱っているかという観点で取引所を選ぶのも面白いかもしれません。

取引所によって、取り扱っている仮想通貨の種類は違います。ビットコイン取引所といっても、ビットコインのみを取り扱っている取引所はむしろ少数派です。各取引所がどのような仮想通貨を取り扱っているのか見ていきましよう。

現在発行中の仮想通貨の種類は1,000種類以上とも言われます。その中から取引所が選択して取り扱っているものなので、「成功(値上がり)する仮想通貨」という印象を持ちがちですが、必ずしもそうではないので注意してください。

もちろん、一定の実績や信頼があるからこそ取引されているのですが、それとその仮想通貨が将来値上がりするのかどうかは関係ありません。仮想通貨の中でも多くの資金が集まるビットコインでさえ価格の乱高下がありますし、技術的な問題で今後どうなるか不透明な部分もあります。他の仮想通貨の取引も、ギャンブル的要素が十分高いことを認識しましょう。

    • 各取引所の取り扱い仮想通貨
取引所 取り扱い通貨
bitFlyer ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナーコイン
coincheck ビットコイン、イーサリアム、リップル、モネロ他数十種類
Zaif ビットコイン、イーサリアム、ネム、ビットコインキャッシュ、モナコイン他多数トークン(トークンとは独自のブロックチェーンを持たない仮想通貨)
bitbank.cc ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、モナーコイン、ビットコインキャッシュ
bitbank trade ビットコイン
QUOINEX ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ
BITPoint ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ
BTCBOX ビットコイン、ビットコインキャッシュ
GMOコイン ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ
みんなのビットコイン ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ
BIT Trade ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、モナーコイン、ビットコインキャッシュ

現物取引の手数料比較

各取引所における、ビットコイン(現物)を購入する際の手数料比較です。2017年4月より仮想通貨法が施行された影響などもあり、最近ではかなり手数料や取引ルールの改定が頻繁に行われています。あくまで現時点での数字であり、実際の手数料は各取引所のサイト等で確認してください。

ビットコイン取引所は、基本的に取引手数料で運営されています。ですので、取引手数料がかかるから利用を避けるという感覚は、あまり正常ではありません。適切な手数料を取っている分、安定した経営とセキュリティ対策が行えているケースもあります。

もちろん、安く手数料を設定することで顧客が増え、より多くのサービスを展開できるケースもあるでしょう。手数料だけで取引所を選ぶのではなく、様々な観点から自分にあった取引所を選ぶと良いでしょう。

bitFlyer 0.15%~0.01%
coincheck 0%~(無料キャンペーン中)
Zaif 0.01%
bitbank.cc 0.05%~0.05%
bitbank trade 現物取引なし
QUOINEX  0%(無料)
BITPoint  0%(無料)
BTCBOX  0%(無料キャンペーン中)
GMOコイン  0%(無料)
みんなのビットコイン  0%(無料)
BIT Trade  0.2%

取引以外の手数料比較

取引所を選ぶ際に取引手数料の金額のみで選択すると、思わぬ出費をしてしまうことがあります。ビットコイン取引所へ日本円を入出金する際や、ビットコインを送金する際に手数料がかかる場合があるからです。

ちなみに、購入したビットコインは、取引所に預けたままでは取引所自体のセキュリティに資産の安全性が左右されてしまうため、ビットコインウォレット(特にオフラインで保管するコールドウォレット)に移す方が良いと言われています。

ビットコインは「購入して終わり」ということはほぼありません。取引以外の手数料もチェックしておきましょう。ちなみに、日本円を入金する際の手数料は、実費のみ負担で別途かかる取引所はありません。ここでは、日本円とビットコインの出金手数料のみを比較しています。

ビットコインの送金手数料は、取引所ではなくマイニングをするマイナーに支払われます。手数料が多いほど素早く、安全に送金できるので、金額が少なければ良いというものではありませんので注意してください。なお、ビットコインは受け取りには手数料は必要ありません。

 取引所 日本円出金手数料 ビットコイン送金手数料
 bitFlyer 216円~756円  0.0004BTC
coincheck 400円 0.0005BTC
Zaif 350円~756円 0.0001BTC~
bitbank.cc 540円/756円(3万円以上) 0.001BTC
bitbank trade 324円 0.0005BTC
QUOINEX 実費出金手数料 無料
BITPoint 実費出金手数料 無料
BTCBOX  出金額の5%(最低400円)  0.001BTC
GMOコイン 無料 無料
みんなのビットコイン  500円 無料
BIT Trade 648円 0.0005BTC

1ビットコインの売買は24時間365日オープン

ビットコインに定休日や営業時間がないのと同様に、ビットコインの売買プラットフォームを提供する取引所でも、原則として定休日や営業時間外という概念がなく、24時間365日いつでも取引ができます。

2取引所ごとに価格が違うこともある

取引所では、取引所内での直接の買い手と売り手の需給で価格が決定されます。そのため、取引所ごとに提示しているレートが異なることがあります。この価格差を狙って裁定取引(アービトラージ)を行うトレーダーもいます。

3手続きのスピードも基準の1つ

本人確認の速さや、入出金の速さは1つの指標になるかもしれません。例えば、ビットバンクでは、1営業日で本人確認を行う体制を整えているため、申請日から最短2日で本人確認を完了させることが可能です。

4店頭サポートも登場?

日本において、現時点ではまだ店頭での直接サポートサービスはありません。ですがお隣の韓国では、物理的なサポートデスクを設け、店頭での口座開設や仮想通貨売買の方法をサポートする店舗が登場しています。日本の証券会社にも店頭サポートがあることを考えると、仮想通貨取引所でも今後、店頭サポートを受けられるようになるかもしれません。

5取引所と販売所の違いとは

取引所はユーザー同士の売り買いをマッチングするサービスです。一方、販売所は事業者が売り手や買い手とり、ユーザーの注文を相対するサービスです。取引所は自分の買いたい価格で注文を出すことができるメリットがありますが、状況によっては希望の価格や数量で買えない場合があります。販売所は割高になりがちですが、提示された価格で確実に買えるメリットがあります。

6レバレッジは諸刃の剣

例えば1万円の元手で5万円分のビツトコインを取引した場合5倍のレバレツジをかけている状態になります。この状態でビットコインの価格が10%上がると、利益も5倍になって証拠金に対して50%に当たる5,000円分の利益が発生します。逆にビットコインの価格が10%下がると、5,000円分の損失になります。

7追証に注意しよう

追証とは、取引を維持するために追加で証拠金を差し入れたり、強制的に決済されたときにマイナス残高になってしまったりした場合に追加で払わなくてはならないお金のことです。追証で借金を背負い、自己破産してしまう人もいるため、注意が必要です。

8アルトコインは価格変動が激しい傾向にある

ビットコインの価格が1日で10%動くことは、最近では減ってきています。しかし、アルトコインの場合は1日で100%高騰(倍増)したり、50%下落(半減)したりすることがよくあります。例えば国産の仮想通貨モナーコインは、2017年10月10日には70円だったのが、3日後の13日には750円の高値を付けました。その後すぐに360円まで下落しています。

9アルトコインごとにウォレットが必要

1つのウォオレットですべての仮想想通通を管理できるのが理想ですが、世界中のアルトコインに対応したウォレットはありません。取引所から引き出すには、それぞれのアルトコインに対応したウォレットが必要です。

10使いやすい取引所を選ぼう

取引所にもそれぞれ特色がありますが、ほとんどの場合、最終的には1つの取引所を使うことになると思います。そのため、さまざまな比較基準をもって取引所を使ってみて、自分に合った取引所を選ぶことをお薦めします。レッスン内では触れませんでしたが、新機能や新商品をどんどん追加する取引所なのかどうか、ほかの取引所や店舗などと連携したサービスを打ち出す取引所なのかといったところも判断基準の1つになるでしょう。

レバレッジは失ってもいい額で挑戦しよう
取引所が設定したレバレッジの最大額の証拠金で売買することをフルレバレッジといいます。フルレバレッジはハイリターンではあるものの、自己資産を失うリスクが非常に高いのが特徴です。アルトコインの騰落率は、1日で50%に達することもあるため、2倍でもリスクが高いといえるかもしれません。くれぐれも、レバレッジをかけるときは失ってもいい額で投資するようにしてください。

アルトコインの売買形態は千差万別
多くの取引所では取引所とは別に販売所の窓□も同時に持っています。取引所と販売所では取り扱っているアルトコインが異なることが多く、ビットバンクとザイフではすべての仮想通貨が取引所で購入できますが、販売所ではすべての仮想通貨を購入できません。その反対に、ビットフライヤーとコインチェックではアルトコインを取引所で購入できませんが、販売所を通じて買うことができます。

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