自分の思い通りの価格で購入できる指値注文で購入するには
ここでは指値注文の手順について解説していきます。指値注文を使いこなせば、自分の思い通りの価格でビットコインを購入できるようになります。
ビットコインを希望の値段で購入する
「指値注文」とは、注文価格と数量を指定して発注する注文方法です。値段を指すので、指値と呼びます。指値注文では注文価格を入力するため、希望の価格でビットコインを購入できます。
1指値注文はキャンセルできる
成行注文は取り消しがききませんが、指値注文は、注文後に取り消しができます。例えば安い価格で注文したが取引が成立しない場合や、注文してから値下がりしそうなときに、注文のキャンセルを使います。キャンセルするときは、手順3の画面で[キャンセル]ボタンをクリックします。
2「板」をクリックしても価格を指定できる
注文板をクリックすると、その価格と注文数量が注文フォームに反映されます。板の下半分の「買い板」の一番上に表示されているのが、「ベストビッド」といい、最も市場価格に近く、取引が成約しやすい注文です。注文価格に困ったら、ベストビッド注文をクリックして注文するといいでしょう。ベストビッドよりも高い価格で注文を出すと、あなたの注文がペストビッド注文として表示されます。売り注文の場合は「ベストアスク」と呼びます。
3注文確認は非表示にできる
注文に慣れたら、注文確認画面を非表示にすることもできます。ただし、手順1の操作4で[注文]ボタンをクリックした瞬間に注文が発注されるので注意してください。
4指値と成行を併用する
指値注文と成行注文は、状況に合わせて使い分けられます。相場が急変したなどの理由から手持ちの仮想通貨をすぐに処分したい場合は成行注文が便利です。しかし、急落や急騰を見越して現在の価格と大きく離れた価格での売買がしたい場合は、指値注文を使う必要があります。それぞれのメリットを理解して使い分けましょう。また、指値注文をしている状態であっても、成行注文で別の取引を行うことが可能です。ただし、同じ資産を分けては使えないので注意してください。
5取引所の真価は「指値注文」にあり
指値注文はすぐに取引が成立しないこともあり、難しそうに感じることもあるかもしれません。ですが成行注文との違いは価格を指定するか、しないかの差でしかありません。指値注文を使いこなせるようになれば、ビットコインを希望の価格で購入できるようになります。
指値注文を使いこなそう
指値注文はいわば「この値段でなら、この数霊を貢(売)ってもいいですよ」という売買の意思表明です。つまりビットコインの将来的な値下がりを見越して今よりもずっと安い価格で注文を出したり、市場価格より数%だけ高い価格などで注文を出したりできます。成行注文だと値が動きそうだ、という場合には少し高めの価格で指値注文を出すことで、ほかの市場参加者に「この価格までなら買う」と意思を示せます。