少額送金や国際送金などビットコインを使うメリット

ビットコインはスマートフォンなどのアプリを使って、世界中のどこにでも誰にでも手軽にすぐに送金することができます。個人間での送金が活発になることで、ベンチャー企業の支援など、新しい経済システムが誕生することも期待されています。ビットコインを使うメリットについて見ていきましょう。

誰でも簡単で手軽に国際送金・個人間送金が行える!

ビットコインはインターネット上の通貨として、価値の移動の手段に優れた電子貨幣システムです。国際送金を行う際の大きなメリットとして、「送金の即時性」「国境やサービスを問わないボーダーレスさ」の2つの特長を兼ね備えています。

従来の海外送金の場合、銀行の窓口に出向き、銀行が用意する海外送金の書類に署名した上で、手数料を支払い送金する必要性がありました。その後、窓口から送金するよりも送金手数料がおトクな、パソコンから日本円で国内から海外に送金する「外国送金」のサービスが始まりました。

ビットコインを利用すれば、さらに容易に送金することが可能です。ネットバンクなどと比べて、面倒な手続きやWebサイトでのログインが不要で、夜間や休日でもすぐに送金できるのもメリットです。

スマートフォンなどを使って手軽に送金することが可能で、受け取る人にウォレットアプリをインストールしてもらい、受け取り用のQRコードを提示してもらうといった手軽さです。

単純な国際送金だけではなく、クラウドファンディングや企業の資金調達などにもビットコインは使われています。資金が必要な人と、プロジェクトや企業の活動を応援したい人が直接つながることにも、ビットコインは利用されています。

国際送金が小額から可能で、かつ個人に直接お金を届けることができるビットコインの性質は、寄付という行為ととても親和性があると言われています。災害救助のための支援金や義援金にも利用されており、2017年9月に大西洋で発生したハリケーン「イルマ」では、日本円換算で約300万円のビットコインが世界中から集まりました。

また、寄付基金への寄付も小額から行うことができ、アドレスを調べればいつにいくら入金されたか、合計でいくらになったのかということが手に取るようにわかるので、その後のお金の流れも追跡することができ、募金だけして寄付をしなかったということも避けることができます。

個人間同士の送金にも便利で、世界の裏側の人にも相手のビットコインアドレス(QRコードなど)さえわかれば、小額で時間に関係なく直接送ることが可能で、銀行口座を介することもありません。

個人間でお金を簡単にやりとりできる「割り勘」アプリがありますが、ビットコインも割り勘に有効活用できます。一例として、5人での食事会で幹事が代金をまとめて支払ったケースで考えてみましょう。幹事は5人分の食事代をクレジットカード決済で支払った後、ほかの4人に代金を請求します。

このとき幹事は、自分のスマートフォンにあるビットコインウォレットのアプリで、受け取り用アドレスと代金の金額を参加メンバーに送信します。他の4人のメンバーはこのアドレスに対してビットコインを送れば、10分程度で反映されます。

同時に、ビットコインのネットワークにも記録が残るので、幹事は受け取り履歴をリアルタイムで閲覧することができます。また、受け取ったビットコインを法定通貨に換金したい場合は、24時間365日すぐに取引所で換金することができます。

海外送金のコストが低いビットコインを海外のユーザーに送る

日本円を海外送金する場合は、銀行などの金融業者を通さなくてはならず、各国通貨とは単位が異なるので為替手数料や両替手数料が掛かり、海外送金手数料がかさんでしまいます。更に、金融機関が稼働していない時間帯(夜間や土日祝日など)は送金手続きがストップします。

その点ビットコインは、インターネットを介してやり取りされるので、世界中どこへでも手数料が少額で送金する事が可能で、低コストで相手に直接送金することができます。24時間365日システムが稼働しているので、ほぼリアル・タイムでの着金が可能で、送金に必要な費用と時間のコストを大幅に縮小することができます。

ビットコインを送金する手順も簡単で、送り先の相手のビットコインアドレスを確認し、送る額(数量)を指定して送るだけです。ビットコインアドレスはQRコードの形で示すことも可能で、スマートフォンのカメラで読み込み、送金をすることも可能です。

「3FWeGZp6EpWDJieiDCKneFPq9UMnUSJ2tj」のような英数字の羅列のアドレスは、世界中で重複することはなく、国ごとに異なることもありません。このアドレスは固有のものではありますが、このアドレスだけでは、それが誰なのかを判別することはできません。

ビットコインを送金すると、相手のウォレットではしばらく「未承認」と表示されます。ビットコインのネットワーク全体でその取引の検証を行い承認する作業があり、約10分程度で承認が1回され、そのあと何度も承認がなされます。

銀行であれば送金の処理を確認して即座に確定しますが、ビットコインのシステムは対照的に、この承認回数が増えれば増えるほど取引の安全性は確固たるものとなります。ビットコインは海外送金に便利な通貨で、安全性をも備えています。

海外送金比較表

銀行振込 ビットコイン
銀行営業時間 対応時間帯 24時間365日
1~3日 所要時間(目安) 最短10分
2000円程度 手数料(目安) 0円~

 

1フィンテックとは

フィンテックの代表的な事例として、モバイル決済があります。従来はクレジットカード決済端末の機械があり、それを回線につなぐことでクレジットカード決済は行われます。フィンテックを活用したモバイル決済では、iPhoneやAndroid携帯などに小さな器具を取り付けることで、携帯電波で決済が可能になり、最小限の器具のみでクレジットカード決済が出来るようになりました。

2スイスではビットコインで納税もできる

スイスはフィンテックや暗号通貨(仮想通貨)のスタートアップ企業の国際的なハブになろうと、様々な取り組みがなされています。キアッソという自治区では、ビットコインで納税することが可能になり、公共サービスである自治体がビットコイン決済を採用するのは、世界でも類を見ない先進的な取り組みと言えます。

3ビットコインの送金手数料

ビットコインの送金手数料は取引額ではなく、データサイズの大小によって決まります。以前は高額な手数料やトランザクションにかかる時間が問題視されることがありましたが、トランザクションを圧縮してデータ量を小さくする技術が進み、ブロックチェーンの根幹機能を失うことなくブロックチェーンの容量を上げる最適化が図られました。

コンテンツ一覧

  1. ネットワーク用語

    Felica【Mobile 関連用語】
  2. ネットワーク用語

    SIMカード【Mobile 関連用語】
  3. ネットワーク用語

    輻輳【Mobile 関連用語】
  4. ネットワーク用語

    テザリング【Mobile 関連用語】

ピックアップ

  1. 利用される暗号資産

最新コンテンツ


PAGE TOP