ネットワーク用語

ワークグループネットワーク【ローカル・エリア関連用語】

ワークグループネットワーク

クライアントコンピュータ同士が資源を共育しあうPeer-to-Peer型ネットワークです。

概要
ワークグループという単位でコンピュータをグループ分けします。ワークグループネットワークでのグループ分けはクライアントコンピュータの自己申告によって行われます。各コンピュータに設定したワークグループ名で、自動的にグループが構成されます。
解説
サーバによってネットワーク上のコンピュータを集中管理するのではなく、各クライアントコンピュータ同士がお互いに資源を共有し合う分散管理型ネットワークのことです。ネットワーク上のコンピュータはワークグループという単位でグループ分けされます。所属するワークグループは、各コンピュータごとにワークグループ名を入力することによって指定します。

Microsoft社のWindows95以降のOSはいずれもこの機能を標準で持っています。各クライアントコンピュータが自由にファイルやプリンタの共有を設定できるため、とても手軽に扱えることが利点ですが、その反面、アクセス制限などのセキュリティ面はかなり脆弱で、ユーザやネットワークリソースの集中管理を行うといったことはできません。そのようなセキュリティや管理を重視するネットワークの場合には、Windowsサーバ製品(Windows Server2012など)を設置して、クライアント・サーバ型のネットワークとする必要があります。

このような形態をドメインネットワークと呼びます。特にセキュリティの重要性が高いオフィス環境においては、こちらのネットワークが向いていると言えるでしょう。Microsoft社では、主にコンシューマ用途となるOSには、このワークグループ・ネットワークを標準と位置付けており、同社のOSであるWindows8.1では、ProもしくはEnterpriseといったエディションでないと、ドメインネットワークに参加できないよう制限がかけられています。

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