ノード
ネットワークに接続されている機器や、ネットワーク接続部などを総称する用語。多くの場合、ネットワークに接続されている機器という意味で用いられます。
概要 |
ほとんどの場合、ネットワークではダイレクトにコンピュータ同士が対話することは珍しく、間に何らかの機器が介在することになります。雑多な機器が混在するネットワーク環境において、通信パケットは双方のコンピュータとハブとの間で行われます。ノードとは、このようなネットワーク接続部などを一言で言い表すための総称です。 |
解説 |
ネットワークに接続されたコンピュータはもちろんのこと、ネットワーク間を接続するルーター、集線装置であるハブなどもすべて「ノード」に集約されます。ネットワークに接続されているネットワーク機器や、ネットワークの接続ポイントを総称してノードと呼びます。
ノード(node)という言葉には、「集合点」「節」といった意味合いがあります。通信ネットワークにおいてのノードの定義は、参照するネットワーク層およびプロトコル層により異なります。 ネットワークケーブルの接続点や、分岐部分といった箇所がノードに当てはまりますが、実際にはネットワーク上に接続されている機器といった意味合いで利用されていることの方が多いです。 例えば100ノードと言った場合には、ネットワーク上に100台の機器が接続されているということを示します。このことから、大きな見方で言えば「ネットワーク上に存在する機器」は、全てノードだと認識しても問題はありません。 実際にはネットワーク上でパケット通信するのはコンピュータに限らず、ルーターやハブといった機器に対しても通信が行われますので、それらを総称する言葉として使用しているに過ぎません。 「ノード間でパケットを送受信する」と言った場合には、ネットワーク上の機器間でパケット通信されるという意味合いに捉えて問題ないでしょう。 |