Financial用語

PTS、TOPIX【金融用語 金融市場編】

Financial用語
PTS
概要
証券会社が設営する証券売買システム。取引所の立会時間外でも取引でき、私設市場や夜間取引ともいう。PTSから撤退する証券会社も相次ぐ。
解説
PTS(Proprietary Trading System:私設取引システム)は、証券会社が金融庁の認可を受けた証券市場、もしくはそこでの証券取引です。公設の証券取引所を介さず、個々の証券会社や提携証券会社同士で運営する証券取引ネットワークです。その証券会社の顧客のみに開かれた私的な市場で、個人投資家向けの株式や機関投資家向けの債券などで利用されています。PTSは、証券取引所の立会時間外にも証券取引を行いたいというニーズから生まれました。帰宅後に株式取引を行う個人投資家には売買の機会が増えると期待されていました。既存の証券取引所では実現できない投資家ニーズを満たすため誕生したPTSでしたが、取引金額が伸びずに、廃止または休止する証券会社が相次いでいます。現在では1社のみが行なっています。
Financial用語
TOPIX
概要
取引所が算出、公表している株価指数で、上場銘柄全体の浮動株ベースによる時価総額の変動を表す指標。
解説
TOPIX(Tokyo Stock Price lndex:東証株価指数)は、東京証券取引所(東証)第一部の全銘柄を対象に算出される株価指標です。1968年(昭和43年)1月4日の東証第一部の時価総額を100とし、日々の時価総額を指数で示しています。市場全体の規模の変動を見る「ものさし」です。東証一部全体の動向の把握や、機関投資家の運用成績の評価尺度に使われます。TOPIXは、2006年7月に「浮動株指数」(長期間保有される株式を除いた、市場で流通している株式を対象とした指数)へ完全移行し、銘柄ごとの流動性に応じたウェイト付けがなされました。そのおかげで、機関投資家が大量の資金で流動性の低い銘柄を売却する際、需要と供給のバランスが崩れる懸念が薄れました。

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