WWW
インターネッ卜において標準的に用いられているドキュメントシステムです。
概要 |
1つの文書内に画像や音声など様々なコンテンツを混在させることができ、文書間にリンクを設定することでドキュメント同士を相互に連結できるのが特徴です。WWWのドキュメントは、インターネット上のWWWサーバに対してWWWブラウザと呼ばれるアプリケーションを使ってアクセスすることで表示することができます。文書内に設定されたリンクによって、関連するドキュメントを順次辿って行くことができるという特徴を持ちます。WWW(World Wide Web)という名前は、そうした「リンクによってつながれた構造」を、クモの巣に例えたところからきています。 |
解説 |
インターネットにおいて標準的に用いられているドキュメントシステムで、もっとも多く利用されているサービスでもあります。World Wide Webを省略してWWW、もしくは単にWebと呼びます。WWWにおけるドキュメントは、HTML(Hyper Text Markup Language)という言語によって記述されています。
このドキュメントを公開しているのがインターネット上に点在するWWWサーバで、各コンピュータはWWWクライアントとしてこのサーバにアクセスし、WWWブラウザと呼ばれるアプリケーション(Microsoft社のInternet Explorerや、Mozilla財団のFirefoxなどが有名)を使って内容を表示します。HTMLによって記述されたドキュメントは、ハイパーテキスト構造となっており、文書間のリンクを設定したり、文書内に画像や音声、動画といった様々なコンテンツを表示させることができます。 このリンク機能によって、WWW上のドキュメントは相互に連結することができ、1つのページを原点として次から次へとリンクを辿ることにより、世界中のドキュメントを区別なく閲覧していくことが可能となっているのです。World Wide Webという名前の由来も、そうした「ドキュメントのリンクが張り巡らされた構造」をクモの巣(Web)に例えたところからきています。 |