Financial用語

アメリカドル、ユーロ【金融用語 金融商品編】

Financial用語
アメリカドル
概要
アメリカ合衆国で使用される通貨単位。米ドル、USドル、USD、$とも表示される。世界の基軸通貨とされています。
解説
アメリカドルは、アメリカ合衆国の通貨単位です。補助通貨単位としてセントがあります。セントは¢(cent)と表示され、通称をペニー(penny)と言います。アメリカドルは、紙幣で7種類と硬貨で4種類が流通しています。紙幣の表面には歴代大統領や政治家の肖像が、裏面の多くには歴史的建造物が描かれています。硬貨はそれぞれ通称があり、5¢はニッケル、10¢はダイム、25¢はクォーター、50¢はハーフダラーと呼ばれています。アメリカドルは、国際貿易の8割以上の決済で使用されているほどの取引量で信用性も高いため、世界の基軸通貨とされています。ドルには、ほかにカナダドル、オーストラリアドル、ニュージーランド、香港ドル、シンガポールドルなどがあります。これらは、「ドル」と名が付くものの、通貨価値が異なる別の通貨です。
Financial用語
ユーロ
概要
1999年年1月1日に欧州通貨連合(EU)の通貨統合で導入された欧州の単一通貨。ユーロを導入した域内では為替リスクは生じない。
解説
ユーロは、欧州の通貨統合に際して1999年1月1日から導入された単一通貨です。まずは資本取引、すなわち金融市場や企業間の取引で導入され、2002年1月1日からユーロの紙幣と硬貨が流通しました。ユーロ導入国同士では為替取引コストがかからず、為替リスクがないため貿易や投資が活発になること、ユーロ圏がアメリカドルに対抗する巨大な金融・資本市場になり得ること、商品・サービス価格やコストの比較がしやすく価格が安定すること、などが統一通貨のメリットです。ユーロ通貨は、ECBが発行します。通貨統合に参加する国は、「マーストリヒト条約」で定められたインフレ率・財政・為替・金利などの条件を満たす必要があります。参加してからも、財政状況や経済政策についての制限が設けられています。

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