Financial用語 |
養老保険 |
概要 |
保険期間が決まっており、期間内に死亡したら死亡保険金、満期時に生存していたら満期保険金が受け取れる保険契約。 |
解説 |
養老保険は、遺族に死亡・高度障害保険金を残したいが、満期時に生きていれば自分でお金を使いたいという両方の要望を満たす保険です。おトクなようですが、死亡保険金と満期保険金が同額で、払込保険料に利子が付いた程度です。予定利率の低い時期に、遺族の生活を満たす保険金額を契約するには、保険料も高額になります。養老保険は死亡保険金のためと満期金のための両方の保険料を支払います。死亡保険金を受け取る場合は満期保険料が掛け捨て、満期保険金を受け取る場合は死亡保険料が掛け捨てで、コストは割高です。 |
Financial用語 |
リスク細分型保険 |
概要 |
被保険者や保険対象物の個々の事情に応じてリスク度が異なるとの考えに基づいて、保険料に差を生じさせる保険。 |
解説 |
リスク細分型保険は、保険金を払う可能性の低い(リスク度の小さい)人には保険料を割引き、保険金支払いの可能性が高い(リスク度の大きい)人には保険料を割増しにする保険です。リスク細分型保険は、特にインターネット販売や通信販売の保険に多く導入されています。従来の保険に比べて保険料が安くなるケースばかりではなく、リスク度が高ければ保険料が高くなります。生命保険のリスク細分型保険は、喫煙の有無や血圧・BMI値などで保険料に差を付けています。自動車保険では、保険契約者と対象車に関するリスク(年齢、性別、運転歴、車の使用目的や使用状況、車種、エアバッグ・ABS・衝突安全ボディーなどの安全装備、地域など)で保険料に差を付けています。 |