Financial用語

デフォルト、ジャンク債【金融用語 金融商品編】

Financial用語
デフォルト
概要
公社債の利払いが遅れたり、元本の返済ができなくなること。
解説
デフォルト(債務不履行)は、一般に社債の発行体である会社の倒産や、国債の発行体である国の財政破綻などの状態で起こります。以前の日本では会社がデフォルトしそうになると受託銀行が社債を買い取るなどの対応で、投資家が実際に損失を被らずにすみました。しかし、社債発行の制度改正と、日本の金融機関の財務に余裕がなくなったことで、投資家が損失を受けるケースが発生してきました。2001年秋に経営破綻したマイカルの社債や2001年末のアルゼンチン国債が返済不能になり、多くの投資家が損失を被っています。なお、「デフォルトリスク」は「信用リスク」「クレジットリスク」とも呼ばれます。貸し倒れの恐れのことで、債券の元本の償還や利子の支払いが約束どおりに償還されないかもしれないリスクです。この可能性を第三者が財務面などから判断するのが格付です。
Financial用語
ジャンク債
概要
発行体の信用力が低く、格付が投資適格に満たない債券の俗称。信用リスクが高い分、高利回りになっているが注意が必要。
解説
「ジャンク」とは「くず、ガラクタ」という意味ですが、ジャンク債(ジャンクボンド)は、実は最近人気の「ハイイールド債(高利回り債券)」でもあるのです。具体的には、格付が「BB」格以下の債券を指し、投機的要素が強い債券という位置付けです。以前は、発行体の財務が悪化して債券の格付が下がり、ジャンク債となるケースが多くありました。近年では新興企業や新興国の資金調達に債券が使われ、ハイリスク・ハイリターンの投資対象として流通しています。信用力のない発行体は、金利を高くして魅力的な投資に見せなければなりません。ジャンク債はもともと利率が高いか、債券価格の下落で利回りが上昇しています。発行体の財務内容が劣るため、取引価格が大きく変動するリスクを抱えています。

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