HTTPS
WWWサービスでサーバとのやり取りに使われるHTTPに、SSLによる暗号化通信を追加したプロトコルです。
概要 |
https://ではじまるURLのページは、HTTPSによる暗号化通信が行われることを示しています。HTTPSに対応したWWWブラウザでは、HTTPSに対応したページ上で暗号化通信を行うことができます。このプロトコルを使って情報を送信することで、オンラインショッピングでのクレジットカード番号や、会員登録などで入力する個人上昇などの漏洩を防止することができます。 |
解説 |
WWWサービスのデータ通信用に利用するHTTPというネットワークプロトコルに対して、SSLによる暗号化通信機能を追加したものです。WWWサーバとWWWブラウザ間の通信が暗号化されることで、クレジットカード番号や個人情報などを安全にやり取りすることができます。WWWブラウザを用いてホームページを閲覧する時は、表示させたいURLをアドレスとして指定します。
通常このアドレスは「http://」ではじまっているのが普通です。しかし、オンラインショッピングを利用している時などに、このアドレスが「https://」ではじまっている場合があります。これはHTTPSを用いて暗号化通信が行われることを示しているのです。HTTPSではじまるURLのページでは、そのページ上から送信される情報はHTTPSによって安全が保証されることを示しています。 これによって、オンラインショッピングでクレジットカード番号を入力したり、会員登録という名目で個人情報を入力したり、そういった情報の漏洩が防止されます。Microsoft社のInternet Explorerや、Mozilla財団のFirefoxといった主要なWWWブラウザは、このプロトコルに対応しています。これらのWWWブラウザでHTTPSによる通信を行うと、インジケータ部分に暗号化通信中であることを示す鍵マークが表示されます。 |