Financial用語 |
保険料 |
概要 |
保険契約者が保険会社に払い込むお金。保険金支払いのための純保険料と保険会社の運営に使われる付加保険料からなります。 |
解説 |
生命保険の保険料は、予測された「予定死亡率」「予定利率」という原価と「予定事業費率」という経費率を元に計算されます。保険料は性別・年齢別の死亡率の影響を受けます。契約年齢が高くなると死亡率も上がるので、保険料も高くなります。更新のある定期保険などで、更新時に保険料が上がるのはそのためです。保険の運用収益である予定利率が高ければ保険料は安くなります。予定事業費率は保険会社の経費の割合です。無配当保険は有配当保険より保険料が安く、また、解約返戻金が低い保険では保険料も安くなります。また、通信販売やインターネットで申し込むと、低コストゆえに保険料は安くなり、年払いなどの払込方法でも保険料が抑えられます。 |
Financial用語 |
払込方法 |
概要 |
保険料の月払いや年払いなどの分割や一時払いという払込回数と、口座振替や集金などの払込経路のこと。 |
解説 |
保険契約時には、保険契約者は何種類か用意された保険料の払込方法を、払込回数や払込経路を検討しながら選べます。払込回数は、「分割払い」と「一時払い」があります。一般的に分割払いは、年1回の「年払い」、半年ごとの「半年払い」、毎月の「月払い」の順に、まとめて払い込むほど保険料は割安です。年払い・半年払いを一部まとめる「前納」や、全部まとめる「全期前納」、月払いをまとめる「一括払い」などもできます。年払いや半年払いは、その期間の途中で解約・死亡しても保険料の払い戻しはありません。前納・全期前納・一括払いは、払込時期が来るまで保険会社に預り金として積み立てるため、まだ払込時期が来ていない期間にあたる保険料(未経過保険料)は返還されます。一時払いは、全保険期間の保険料を契約時にまとめて払う方法です。払込経路は「口座振替扱」「団体扱(給与天引き)」「集金扱」「送金扱」「店頭扱」があります。一般的に集金、送金、店頭扱に割引はなく、口座振替、団体の順に保険料が割安になります。 |