ネットワーク用語

PHS【Mobile 関連用語】

PHS

「Personal Handyphone System」の略で、簡易型携帯電話とも言われます。

概要
自宅のコードレス電話子機を、そのまま外に持ち出して使えないか…という事が発想の原点でした。PHSの利点は、設備を簡素化して各種コストが抑えられることにあります。しかし、電波が弱い分、初期のものは移動中に切れやすく、「PHS=切れやすい・つながらない」との評価になってしまいました。
解説
PHSとはPersonal Handyphone Systemの略。当初は「第2世代デジタルコードレス電話」「簡易型携帯電話」とも言われ、「自宅にあるコードレス電話の子機を、そのまま外に持ち出して使えるようにできないか」が発想の原点でした。法令上は携帯電話とはっきり区別されていますが、「携帯して持ち歩くことのできる電話機」という意味では類似点が多く、そのため携帯電話の一種という見方が主流です。

PHSの特徴は、基地局を簡素化して各種コストを抑えたところにあります。基地局は屋内でも設置可能な小型の簡易基地局を利用します。この基地局が出す電波は非常に弱いもので済むため、携帯電話基地局のように大がかりな設備を必要としません。電話機自体の電波出力も小さく、そのため機器の小型化が容易で、安価に製造することが可能です。

一方、電波が微弱であるがためにひとつの基地局でカバーできる範囲は狭く、数10km単位で基地局を設置すればよい携帯電話と違って、100m~500m程度の間隔で密に基地局を設置する必要がありました。しかし、サービスイン当初はその密度が足りておらず、また移動中に基地局と基地局とを切り替えるハンドオーバー処理も不得手であったがために、「PHS=つながらない、切れやすい」という悪評を生むことになりました。現在ではそうした欠点はほぼ解消されていますが、通信事業者の撤退も進み、特に音声通話サービスではウィルコム社が事業を継続するのみとなっています。

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