ネットワーク用語

PPTP【サービス・プロトコル関連用語】

PPTP

PPPを拡張してTCP/IPネットワーク上で、仮想的なダイアルアップ接続を行うためのプロトコルです。

概要
インターネットを利用したVPN構築に使われる暗号化技術のひとつです。PPTPはインターネットのような不特定多数のユーザが介在するネットワークで、安全な通信路を確立するために使われます。接続が確立すると、以降はPPPのデータパケットを暗号化した上でIPパケットに包み込み、TCP/IPネットワーク上へと流します。接続が確立した2点間を、専用のトンネルで保護するといったイメージになります。
解説
インターネット上で仮想的なダイアルアップ接続を行い、2点間で暗号化通信を行って専用線接続のように利用するためのネットワークプロトコルで、VPN(Virtual Private Network)の構築に利用されます。VPNとは暗号化技術によってインターネット上に仮想的な専用線空間を作り出すものであり、インターネットのような不特定多数のユーザが介在するネットワーク上において、情報の漏洩や改ざんといった危険から通信データを保護します。

通常、専用線を用いた接続ではコスト高となる遠隔地のLAN間接続ですが、VPNであれば既存のインターネット回線を流用するため安価に導入することができます。PPTPは、このVPN構築に用いる暗号化技術の1つで、PPPを拡張してTCP/IPネットワーク上を仮想的にダイアルアップ接続するものです。PPTPの特徴は、その名前に含まれる「Tunneling(トンネリング)」という言葉がもっともよくあらわしています。

PPTPによって2点間の接続が確立すると、PPPのデータパケットを暗号化した上で、IPパケットに包み込みTCP/IPネットワーク上へ流します。こうして本来のパケットが隠蔽されることにより、通信経路上での安全が保証されるわけです。この処理をトンネリング処理と呼び、接続が確立した2点間を安全な専用トンネルで保護するといったイメージになるわけです。当初は外部から社内LANヘ接続するリモートアクセス的な用途が想定されていましたが、ルータの中にはVPN機能としてPPTPを実装した製品も出てきており、現在はLAN間接続にも広く利用されています。

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