Financial用語

損害保険、医療保険【金融用語 金融商品編】

Financial用語
損害保険
概要
偶然の事故や災害などのリスクによって生じる、金銭的な負担に備えるための保険契約。主に物に関わることに備える保険。
解説
生活上の偶然の事故を原因として、物に対する損害や人に対する損害を補償するのが損害保険です。「物」の例としては、建物、家財、車などで、人に対しては自動車事故やスポーツ中のケガ、他人に対する損害賠償などがあります。通常の損害保険は保険期間が1年または2年です。事故や災害にあわなければ掛金が戻って来ない、掛け捨てタイプが主流です。一方で、「貯蓄タイプ」の損害保険もあります。3年から20年など長期間にわたって補償する機能と貯蓄の機能を併せ持ったタイプです。
Financial用語
医療保険
概要
被保険者が病気やケガで入院したり、所定の手術を受けた場合に保険金(給付金)が受け取れる、医療に対する保険。
解説
医療保険の保障内容は、医療に対する保障が主な目的で、死亡に対する保障は少額か、まったくない商品もあります。医療保険単独の商品と、医療特約として終身生命保険にセットされる契約があります。医療保険は病気やケガへの幅広い基本的な保障です。がん、成人病、女性特有の病気など、特定の病気に絞った保障(特約を含む)もあります。最近では保険会社により給付金の内容が多様です。例えば、1泊の入院や日帰り入院でも給付金が受け取れるものがあります。1回の入院や通算の限度日数にも各社に幅があります。商品選びには、保険期間、給付日数、給付金額、給付の条件などをよく検討し、自分に必要な保障内容、保障額で契約をしましょう。適切な保障額を考える場合、まずは国民健康保険や健康保険組合など、公的健康保険制度の給付内容をチェックします。その上で不足すると思われる金額を民間の医療保険で補う方が合理的です。

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