スター型LAN
ハブと呼ばれる集線装置を中心として各コンピュータを接続する形態のことです。
概要 |
Ethemetの10BASE-Tや100BASE-TX、1000BASE-Tにおいて用いられています。ハブ同士を連結することで、ネットワークを階層化して管理することができます。 |
解説 |
ネットワークの接続形態を示す用語の1つで、ハブと呼ばれる集線装置を中心として各コンピュータを接続する方式です。中心のハブから星状に線が伸びていくことから、この名前が付いています。Ethernetの10BASE-Tや100BASE-TX、1000BASE-Tにおいてよく用いられる形態で、現在ではこの方式が主流となっています。
ハブが通信を中継する役割りを持つために、ネットワークに接続されているコンピュータが故障しても、その障害が他のコンピュータにまで及ぶことはありません。その場合でも故障したコンピュータだけが切り離された状態となり、ネットワーク全体としては正常に通信を行うことができるという特徴を持ちます。 ただし、ハブが故障した場合にはそこで通信経路が遮断されることになってしまうため、この場合にはネットワーク全体が通信不良を引き起こすことになります。他の接続形態であるバス型やリング型のネットワークと比較して配線の自由度が高く、ハブ同士を連結することで階層構造を作ることもできます。そのため、この方式ではネットワーク全体を階層化して管理することができます。 |