Financial用語

ディスクロージャー、約款【金融用語 利用者保護編】

Financial用語
ディスクロージャー
概要
投資家保護の観点で、上場会社や金融機関、投資信託などの財務内容や経営実態について一般に公開すること。
解説
上場会社や金融機関、保険会社、投資信託などには、投資家や預金者に対して、投資や預金をする際に必要な情報を提供するディスクロージャーという義務があります。決算書などの開示資料をディスクロージャー資料といいます。資金の提供者である投資家の保護が目的で、商法と金融商品取引法に開示する内容が定められています。情報開示は、迅速、公平、正確さを満たすことが必要です。上場会社に関しては、商法で貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表を作成し、株主に開示することを義務付けています。一方、金融商品取引法では、既存株主だけでなく、これから株主になろうとする投資家までを対象にします。情報は、今後の投資判断の参考にされるからです。
Financial用語
約款
概要
融資、保険契約、信託契約などにおいて、契約の内容を明確にするために契約書に記載されている条項のこと。
解説
金融商品の取引は、契約です。金融機関などと顧客が取引契約を結ぶ際に、契約内容を条項にまとめて詳細に記した書面が約款です。金融機関によっては、「規定集」と称している場合もあります。約款は、金融機関が広く多くの顧客に対して同じ内容のルールを定めて取引する場合、約束事を定形的に処理するのに役立ちます。預金口座を開設する際は預金等の約款、融資を受けるにはローンの約款、総合口座では総合口座取引約款が顧客に渡されます。証券会社等では、取引口座開設時やよりリスクの高い取引を行う際には当該取引の約款が交付されます。保険契約の際は保険約款が渡され、保険金・給付金等は約款に記載されたルールに基づいて支払われます。最近の金融機関では、約款を全面的に見直して難解な専門用語をやさしく言い換えて読みやすくしています。金融商品の取引契約の際には、目を通して内容を確認し、十分納得してから取引しましょう。

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