Financial用語

FX、円キャリー・トレード【金融用語 金融商品編】

Financial用語
FX
概要
取引業者に担保として証拠金(保証金)を預け、その数倍から数十倍程度の金額で外貨を売買する取引。
解説
FX(Foreign eXchange margin trading)は、取引業者によって、外国為替証拠金取引や外国為替保証金取引と呼ばれます。「証拠金」「保証金」を担保に、二国間の外貨を売買する取引です。為替差損益だけではなく、通貨国のスワップポイントも損益の一部になります。スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差です。高金利通貨を買い、低金利通貨を売った場合は、その金利差を受け取れ、逆の場合は金利差を支払います。FXでは、担保の数倍から数十倍の取引が可能で、取引の決済は売買の差額を清算する差金決済です。この「てこの原理」は、レバレッジと呼ばれます。取引で評価損が出ると、その損失額の分だけ担保の評価が下がり、証拠金維持率(あらかじめ決められた担保を維持する最低ライン)を下回れば追証を支払う必要が出てきます。
Financial用語
円キャリー・トレード
概要
金利の低い通貨で借りた資金を金利の高い通貨で運用し、利ザヤを稼ぐキャリー・トレードについて、円で資金を借りて行う取引。
解説
日本の低金利が続いているため、円でお金を借りれば他国の通貨に比べて支払利子を抑えられる点に注目した取引です。円キャリー・トレード(円キャリー取引)は、投資家が円建てで借りたお金を外国為替に交換するので、円安をもたらす理由の1つと見られています。外貨に換えた後は株式や不動産、金などで運用される場合もあり、投資対象は高金利の債券に限りません。もともとキャリー・トレードは機関投資家やヘッジファンドが行う運用手法でした。最近ではFXに代表されるように、個人投資家の間でも行われています。近年は国際的な金融不安や財政問題の対応策として、各国の中央銀行が低金利政策をとっています。円以外の通貨で高い金利が得られる機会が減ると円キャリー・トレードを解消する動きが出て、借りていた円を返済するために円買いにつながります。

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