Financial用語

インカムゲイン、キャピタル・ゲイン【金融用語 金融商品編】

Financial用語
インカムゲイン
概要
投資元本を保有する投資家に支払われる、債券や預金の利子収入や、株式の配当金収入、信託商品の収益分配金などのこと。
解説
運用資産を預けたり投資している間に、投資家が受け取れる収入(インカム)をインカム・ゲインと言います。具体的には、利子や配当金・収益分配金などです。これに対して、運用資産の値上がりによる利益をキャピタル・ゲインと言います。投資で得られる収益とは、運用期間中の定期的収入であるインカム・ゲインと、元本の値上がりによる利益(キャピタル・ゲイン)の両方です。インカム・ゲインとキャピタル・ゲインの合計(もし値下がりすればキャピタル・ロスとして差し引く)は「トータルリターン」と言います。
Financial用語
キャピタル・ゲイン
概要
株式や債券、投資信託と行った有価証券や、不動産などの資産が値上がりして売却した時に得られる利益のこと。
解説
例えば、50万円である会社の株式を買ったと仮定して、その後の相場で70万円まで株価が上昇し、20万円の利益で売却したとします。この時の「差益」の20万円がキャピタル・ゲイン(値上がり益)です。もし、この株式が40万円に値下がりしたら、10万円の「キャピタル・ロス」です。上場株式のキャピタル・ゲインに対して、個人の投資家の場合は所得税と住民税を支払います。本来は所得税15%、住民税5%ですが、平成25年から49年までは復興特別所得税が加算され、所得税が15.315%になるため、合計で20.315%の課税です。住民税3%の優遇税率が適用されます。納税の方法は、原則として確定申告を行いますが、特定口座で税金の源泉徴収を選択することもできます。また、NISA口座内で買った場合は非課税になります。

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