Financial用語

保険価額、全損【金融用語 金融商品編】

Financial用語
保険価額
概要
保険事故が発生した場合に、被保険者が被ると思われる最高の損害額。通常、物を対象にした場合は時価となります。
解説
保険価額は、損害を金銭的に評価したときの、最高の見積り額です。保険金額と異なることもあります。通常は時価額(または時価)で、時価額とは、保険対象の物を同等の新しい物を購入するのに必要な金額から使用した期間の消耗分を差し引いた金額です。保険金額は、保険を設定する契約金額です。保険事故が発生した場合に保険会社が支払う保険金の限度額で、これは保険契約者と保険会社の間の契約で決定します。保険料は、保険契約の対価として、保険契約者が保険会社に支払うお金です。
Financial用語
全損
概要
保険の対象物が完全に滅失(全焼、全壊)した場合や、修理・回収にかかる費用が新たに購入するより高い場合の損害。
解説
火災保険であれば全焼や全壊、自動車保険であれば修理不能の状態など、保険の対象物が完全に滅失した場合を、「現実全損」と言います。また、修理費が時価よりも高い場合を「経済的全損」と言います。どちらも「時価額」が損害額となります。「分損」というのは、修理費が時価額よりも小さくなる場合をいい、修理費を損害額とします。具体的な全損の例としては、地震などで損害を被った場合に、土台・柱・壁・屋根などの主要構造部の損害の額が、その建物の時価の50%以上となったようなケースです。また、その建物の延床面積の70%以上部分の床面積が焼失もしくは流失してしまったケースや、地震等を原因とする地すべりが起こって建物全体が居住不能(一時的な場合を除く)になってしまったケースも全損です。

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