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ROE【金融用語 金融商品編】

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ROE
概要
自己資本と比較した最終利益の割合。株主が出資した資本を会社がどれだけ効率良く活用して利益を上げたかを示す指標。
解説
ROE(Return On Equity:自己資本利益率)が高ければ、株主の出したお金を使って効率良く稼いだことになります。株主の出したお金とは、貸借対照表(バランスシート)の純資産から本来の株主の出資でない新株予約権や少数株主持分を引いた自己資本です。1事業年度を通じて出資している自己資本を使い、それがどれだけの利益を生みだしたかを見るので、純資産や控除項目はその事業年度の期初・期末平均を使います。また、複数年のROEの比較をすれば、効率性の改善具合が分かります。近年はROE向上を経営目標とする会社が増えました。中でも欧米の投資家が投資判断にROEを重視するので、より経営者がROEを高める意識を持つようになったといえます。

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