ネットワーク用語

WiMAX【ワイド・エリア関連用語】

WiMAX

数10kmという広い範囲をカバーする無線通信規格のこと。

概要
過疎地域に対して、ブロードバンドサービスを提供する手段として注目されています。通常だと、ブロードバンドサービスというのは、FTTHやADSLで提供されるのが一般的です。ところがこのような過疎地になると、回線を敷設しようにも、あまりに基地局から距離がありすぎて、コスト面的にも現実的ではありません。WiMAXは無線で通信することができるので、各戸への回線敷設コストを考える必要なしに、ブロードバンドサービスが提供できるのです。
解説
WiMAXとは、最長で50kmの伝送距離と75Mbpsの伝送速度を持つ、高速な無線通信規格のことです。「WiMAX」という名前は業界団体のWiMAXフォーラムによって付けられた愛称であり、IEEE802.16aという規格をベースに定められた、IEEE802.16-2004という規格がその中身となります。

無線通信という枠で捉えれば、IEEE802.11nなどによる無線LANが思い浮かびますが、無線LANが宅内など狭い範囲のLANをカバーする想定であるのに対して、WiMAXは数10kmという中長距離エリアをカバーする目的で用いられるものです。特に米国では、広い国土が災いしてADSL、FTTHの敷設が難しい地域があるため、そうした過疎地域に対してブロードバンド接続サービスを提供する手段として注目されています。

WiMAXフォーラムでは各社の通信機器テストを行っており、そこで機器間の互換性を検証しています。同フォーラムによって互換性が確認できた機器には、「WiMAX準拠」という認定が与えられ、これによってメーカー間の相互接続性が保証されます。WiMAXには他にも、IEEE802.16-2004に対してハンドオーバーの仕様を付加したIEEE802.16eという規格をベースにしたものがあります。こちらは「モバイルWiMAX」と呼ばれ、携帯電話やPHSのような移動体端末で、高速なデータ通信を行うための規格です。

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