セキュリティ対策、二段階認証を設定するには

ビットコインをオンライン上で保管するには、十分なセキュリティ対策を施しておく必要があります。ここでは一番ポピュラーな二段階認証を紹介します。

二段階認証は必須

ビットコインの取引所を利用するとき、アカウントのセキュリティを高めるには二段階認証が必須です。二段階認証とはスマートフォンなどを通じたワンタイムトークンを使い、パスワードに加えてもう一段階の認証を行う作業です。

二段階認証は仮想通貨の引き出しや、引き出し先のビットコインアドレスの登録時、ログイン時に設定できます。アカウント情報が漏えいした場合でも、二段階認証システムを登録しておくとユーザー名とパスワードだけではログインや引き出しができなくなります。

手順としては、スマートフォンに二段階認証アプリをダウンロードし、取引所のサイトで二段階認証設定用のQRコードを読み取ります。設定後にログインや送金を試みると、二段階認証用の6けたの数字を打ち込むように指示されます。

その際、スマートフォンのアプリに表示された数字を、指示されたアカウント画面に入力することで二段階認証が承認され、ログインができるようになります。アプリは自分で好きなものを選び、ダウンロードしてください。よく利用されているのは、Googleの「Authenticator」やIIJの「SmartKey」などです。


ニ段階認証の設定をする

ここではスマートフォンを使って二段階認証の登録作業を順に追って説明していきます。このレッスンでは、最もポピュラーな「Google Authenticator」というアプリを使用します。

1スマートフォンの紛失に注意しよう

二段階認証アプリが入ったスマートフォンを紛失してしまうと、本人でもアカウントにログインできなくなります。スマートフォンの紛失には十分気を付けてください。万が一紛失してしまった場合は取引所のカスタマーサービスなどに連絡し、新たな二段階認証設定を行いましょう。

2トークンとは

一度しか認証に使えない、ワンタイムパスワードを作る機器をトークンと呼びます。トークンは一定の時間で新しいパスワードを生成するため、持ち主以外はパスワードを知ることができません。ここではトークン用のアプリとして[Authenticator]を使う方法を紹介します。

3電話番号(SMS)認証もある

SMS認証でも二段階認証と同様の設定ができます。SMS認証では、携帯電話の番号を登録すると携帯電話にショートメッセージで認証番号が送信されます。この番号を入力して認証を行います。

4二段階認証アプリを選ぼう

二段階認証の設定ボタンをクリックすると、QRコードと二段階認証用アプリが2種類表示されます。GoogleAuthenticatorとIIJ SmartKeyの2つで、どちらも機能は変わりません。このレッスンでは、GoogleAuthenticatorを使って手順を進めます。

5トークン用の専用機器もある

銀行などの金融機関では、顧客にハードウェアのトークンを渡しているところもあります。スマートフォンアプリの場合と同じようにワンタイムパスワードを生成し、お金の振り込みや個人情報を変更する際などの認証に使用しています。

6二段階認証でハッカーをしりぞける

ハッカーはあらゆる手を使ってログイン情報を不正入手しようとワナを仕掛けてきます。偽のアプリをユーザーにダウンロードさせたり、画面を盗み見たりしてログイン情報を盗み取ろうとします。二段階認証を設定することでセキュリティが非常に強固になるため、ハッカーから自分のビットコインを守れます。

7IIJ SmartKeyを使う

IIJ SmartKeyもGoogle Authenticator同様、二段階認証用アプリです。IIJ SmartKeyを試したい方は、AppStoreからダウンロードしましょう。使い方はGoogle Authenticatorとほぼ同じです。

8二段階認証の数字は変わる

GoogleAuthenticatorに表示される数字は30秒ごとに変わります。ランダムな数字が30秒ごとに変化するため、第三者にアカウントが乗っ取られることを防ぎます。もし表示された数字が入力している間に変わってしまった場合、新しく表示された数字を最初から入力し直してください。

9二段階認証が設定されたら

二段階認証が設定されると、取引所から出金などをする際に認証コードの入力を求められます。スマートフォンで認証用アプリを起動してその都度表示されたコードを入力してください。

二段階認証の必要性
ユーザーは、二段階認証をすることで取引所に開設した口座のセキュリティを強化できます。取引所へのログイン情報が漏えいした場合でも、ログインにはスマートフォンでの認証が必要になるため、ビットコインが不正に使用されることはありません。取引所を利用する場合は、二段階認証の設定も実行しておきましょう。

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