Financial用語 |
自社株買い |
概要 |
発行会社自身が、自社株式を買い戻すこと。買い取った株式を貸借対照表(バランスシート)上で消却する目的で行うことが多い。 |
解説 |
自社株買いを行った自社の株式を消却すると、その分の資産(買付代金としての現金)と、それに対応する資本が減り、貸借対照表を圧縮できます。しかし、会社の財産が減ってしまうため、従来は商法で原則として自社株買いを禁止していました。しかし、1994年に限定的に自社株買いが認められ、その後いくつかの段階を経て、2003年に実質的に解禁されました。株主総会で定款変更をすれば取締役会で自社株買いの時期や量を決められるようになりました。2006年の会社法では規定が整理されています。 |
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